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Viterbi アルゴリズム

Viterbi アルゴリズムは、モデルの最適な状態系列(最適経路)と、この 経路上での確率を求めるアルゴリズムである。 Viterbi アルゴリズムは、今回の実験では、HMMの初期モデルの作成、音素境界 位置の計算などに使われている。

観測系列を 11#11とした時、時間tにおいて各状態が12#12を出力 する確率13#13を求める。(1≦t≦T)(状態数をNとすると、1≦i≦N) 次に時刻t、状態iにおける生成確率を最大にする状態遷移確率14#14と最適 パス15#15を13#13から求める。このときt=T、i=Nの時の状態遷移確率 16#16、最適パス17#17が、最適な状態遷移系列とこの経路上での確率と なる。



平成14年4月24日