音素HMM

現在の音声認識において、HMMの基本単位として、単語よりも短い音声単位（サ ブワード単位）が広く用いられている。

サブワード単位は、単語を単位とする場合と比較して 次のような利点を持っている。

• 少ないHMMで単語HMMを作成することができる。
• 学習データに依存しない単語に対する単語HMMを表現できる。

本実験では、音声言語の最小単位である音素を、サブワード単位として用いてい る。表に今回使用した音素２６種類を示す。

表: 音素の種類

母音		a,i,u,e,o
子音