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実験手順

データベースのラベルデータの母音と撥音 の音素ラベルを単語のモーラ数、モーラ位置情報を用いて分類する (5.1節参照)。 このラベルデータは、モーラ情報を使用した場合の音素HMMの学習と単語音声認識の 認識結果の比較に使用する。

データベースを、奇数番を学習データ、偶数番を評価データに分ける。

学習データの波形データとラベルデータを使用して、 従来のモーラ情報を使用しない音素HMMと本手法のモーラ情報を使用した音素HMM をそれぞれ作成する(5.2節参照)。

作成した音素HMMに、評価データの波形データを与えて単語音声認識を行う。 得られた認識結果と評価データのラベルデータを比較し、単語音声認識の認識率を計 算する。

なお、本実験では、学習データが少ないために学習できない音素ラベルを含む 音素ラベルを含む音声データや、データの誤りのために認識できなかった音声デー タは対象外とした。

この流れを図6に示す。

  
Figure 6: 実験手順
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2001-06-12