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モーラ情報

モーラとは、仮名文字単位に相当し、音節とはやや異なっている。 単語の仮名文字の個数(モーラの数)をモーラ数、単語の仮名文字の位置(モーラ の位置)をモーラ位置という。 本論文では、このモーラ数とモーラ位置を合わせてモーラ情報と表現している。

例を表45に示す。 表4は、単語が「赤い」(akai)の場合、 単語の仮名文字の数は3であるからモーラ数3となり、 モーラ位置は、「あ」は1、「か」は2、「い」は3となる。 また、表5の「きまり」(kimari)である場合は、モーラ数3となり、 モーラ位置は、「き」は1、「ま」は2、「り」は3となる。






 
Table 4: 単語「赤い」(akai)のモーラ情報
仮名文字単位
ローマ字表記 a ka i
モーラ数   3  
モーラ位置 1 2 3
 




 
Table 5: 単語「きまり」(kimari)のモーラ情報
仮名文字表記
ローマ字表記 ki ma ri
モーラ数   3  
モーラ位置 1 2 3
 




2001-06-12