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評価基準

『○』『△』『×』の三段階の評価基準を以下に示す. ALTによる機械翻訳において,ALTの構文解析などが原因 で例文が部分的に正しく翻訳されない場合が有る.その場合,本研究の趣旨から対象 とする語が正しく英訳されている場合は正解とする. 評価基準は動詞,名詞の いずれに関する例文の場合も同じ基準で評価を行なう.

評価○
:対象とする単語のALTの英訳語が,対訳例が用いている 訳語と一致する場合.

例1:二つの川がこの地点で合う

対訳1:The two rivers join at this point.

ALT訳1:Two rivers join in this point.

例2:彼は皆の注目を集めた。

対訳2:He attracted the attention of everyone.

ALT訳2:He attracted the attention of everybody.

評価△
:対象とする単語のALTの英訳語が,対訳例が用いている訳語と 異なるが,意味的に正しい場合.

例3:彼は準備を急いだ

対訳3:He prepared quickly.

ALT訳3:He hurried preparation.

例4:私たちは今日その問題を話し合った。

対訳4:We discussed the matter today.

ALT訳4:We talked about that problem today.

評価×
:対象とする単語のALTの英訳語が間違っている場合.

例5:彼らは海底に沈んでいた船を陸に揚げた

対訳5:They salvaged the sunken vessel on the bottom of the sea.

ALT訳5:They deep-fried in land the ships that had sunk in the bottom of the sea.



平成15年5月19日