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Viterbi アルゴリズムは、モデルの最適な状態系列(最適経路)と、この
経路上での確率を求めるアルゴリズム。
Viterbi アルゴリズムは、今回の実験では、HMMの初期モデルの作成、音素境界
位置の計算などに使われている。
観測系列を
O=o1,o2,....oTとした時、時間tにおいて各状態がotを出力する
確率δt(i)を求める。(1≦t≦T)(状態数をNとすると、1≦i≦N)
次に時刻t、状態iにおける生成確率を最大にする状態遷移確率λt(i)と最適パス
St(i)をδt(i)から求める。このときt=T、i=Nの時の状態遷移確率λT(N)、最適パスST(N)が、最適な状態遷移系列とこの経路上での確率となる。
maeta tomohiro
2000-03-16