例1)若主人が 惜敗を/に/で しくじる 例2)国語伝習所が 銅婚式を/に/で しくじる 例3)人波が 新陳代謝を/に/で しくじる
例1の文では、2格の惜敗が意味的に誤っている。惜敗の意味属性は(1760:敗北) であるので、結合価パターンの制約条件から(1760:敗北)を除くことが不備の解消に つながると考えられる。 だが、(1760:敗北)には名詞「位負け」があり、「位負け」を例1に当てはめると以下に 示す文となる。
若主人が 位負けを/で/に しくじる