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3.1 位置関係解析の手順


2対象間の位置関係を得る手順は以下のような流れになる。


1)基準対象(以下対象1)に対して、その対象がもつ方向概念と方向提示語 句の関係から方向を決定する。
2)用言の持つ情報でもう一方の対象(以下対象2)の存在し得る領域が判断でき れば決める。
3)用言で判断できなければ、1)で決められた方向に対し、方向領域の概念を適用 し、さらに距離特性を適用して対象2の存在し得る領域を決める。
4)用言から判断できる対象の状態、2つの対象それぞれの存在特性、形状特性に 注目し、その関係から対象物2の存在し得る空間領域の制限を行う。




平成13年11月25日