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「最小二つの実質的形態素が結合して、新しい文法的機能と意味を持つ大きな
単位を形成するとき、そのまとまりを複合語という。そして、実質的形態素二
つが共に動詞であるか、あるいは後部形態素が動詞であり、形成された複合語
自体が一つの動詞としての文法的性質をもつまとまりを複合動詞と呼ぶ。」
[2]と複合動詞は定義されている。つまり、2個以上の単語か
らなる複合語であり、そして、複合語を構成する単語全てかまたは後部の単語
が動詞であって全体として動詞の役割を果たすものが複合動詞である。
◎複合動詞を含む文章の例を以下に示す。
彼は急に走り出す。
空港から飛行機が飛んで行く。
今朝はまぶしい日差しで目覚めた。
私は街中を一日中ぶらついた。
MatobaKazuyuki
平成11年4月16日