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本研究では名詞の抽象度を一般名詞意味属性[4]を用いて計算する。
まず名詞A、名詞Bに名詞意味属性を付与する。
名詞意味属性は性質上、上位ノードを辿っていくことで、名詞の情報を得ることができる。
よって、意味属性の深さの浅い名詞の方が上位ノード数が少なく、得られる情報も少ないので、
より抽象度が高いと考えられる。
「こと」「もの」
名詞Aが「こと」「もの」である場合はA係り、
名詞Bが「こと」「もの」である場合はA&B係りとする。
意味距離
名詞Aと名詞Bとの意味距離が閾値より大きい場合にA係り、
小さい場合はA&B係りとする。
意味距離の計算法については以下に示す。
MatobaKazuyuki
平成11年4月16日