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基底数削減に関する実験

単語ベクトル空間法(最大基底数5,000)と前節で説明した2種類の汎化方法を用いた意味ベクトル空間法の基底数と検索精度の関係を求めた。 結果を図2に示す。


 
Figure: 基底数と検索精度の関係
\includegraphics{syuron2.eps}

図2の結果から、従来法は検索精度の低下の許容範囲を10〜20%程度とすると必要最小限の基底数は1500〜2000種である。これに対し、本方式は約300種程度まで基底数を削減できる。 また、基底数が約2,500以下では、本方式の方が高い検索精度を得られること、粒度による汎化より、重みによる汎化の方が基底数削減に強いことが分かる




2000-05-30