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一般に、連体節はさまざまな形式の用言を包含することができ、また、単独の用
言は比較的自由につなぐことができるので、述部のみに着目した規則だけで係り
受けの関係を判断することは難しい。
たとえば、図の場合、従来の分類法では「追跡し、」
も「向けて、」もB類+読点にあたり、「測る」「開かれた」はどちらもB類に分
類される1#1。この場合、B類+読点に分類される従属節はB類の節に係ることはでき
ないので、どちらの場合も連用節は連体節を越えることになり、従来の方法では
正しく係り受け関係を判定できない。
Figure:
対象とする連用節と連体節のペア
2#2 |
asano
2000-03-15