構造検索サービス(パターンパーサ)

このデモプログラムは、日本語入力文に対して、意味類型パターン辞書から、構造的に適合する文型パターンのすべてを検索して出力するものです。

入力文

入力文は、下例に示すような重文または複文です。重文か複文であれば任意ですので、ご自由に入力してください。単文や句には適合しません。もし適合したら、適合したパターン自体の誤りか、パターンパーサの動作誤りかのいずれかです。

入力文例

重文の例1:
春になると木の枝が伸びる。
重文の例2:
友人を頼って上京した。
複文の例1:
僕の趣味は音楽を聴くことです。
複文の例2:
その物語は空想だと信じられている。

検索できるパターンの範囲

検索できるパターンの範囲は以下の4通りです。Pattern Levelで、いずれかを指定して下さい。

Word(単語レベル):
線形な単語を変数に置き換えたレベル(12.2万パターン)
Phrase(句レベル):
線形な句を変数に置き換えたレベル(7.9万パターン)
Clause(節レベル):
線形な節を変数に置き換えたレベル(2.5万パターン)
All(全体):
上記の3レベルのすべて(22.7万パターン)

パターンは、単語レベル、句レベル、節レベルの順に汎化されています。単語レベルに適合するパターンがないときは、句レベルを探し、句レベルにもないときに節レベルを探すのが、お勧めです。

検索されるパターンの条件

適合するパターンの条件は、「パターンのすべて構成要素に対して、入力文が、その順に適合する要素を持つこと」です。デモでは、パターンの変数と入力文の要素との照合に際して、変数に付与されている意味的な制約条件は無視する設定にしてありますので、意味的な絞り込みは行われません。ご注意下さい。

出力されるパターン

デモでは、20パターン以上が適合する場合は、上位の20パターンのみを出力します。