小レポートの誤り傾向

■ 第２回小レポートの誤り傾向

クラス定義が無い：MyStarMorph のクラス定義を印刷して提出すること．
クラスの継承がされていない：MyStarMorphは，StarMorphのサブクラスとして定義すること．（Objectsのサブクラスとして定義している人がいましたが，その人はプログラムが動かなかったはずです．）
recordメソッドで fout を検査していない：fout が nil でないならば， fout をクローズしておくことを仕様にしてたので，まずは，fout の検査をすること．その後に，fout に書き込み用のファイルストリームを参照させればよい．
stopメソッドで，fout を検査していない：fout が nil のときにのみ， fout に close メッセージを送るようにすること．close した後に，fout に nil を参照させること．
recordメソッドで，書き込み用ファイルストリームをオープンするタイミングが悪い：例を以下に示す．よく考えて下さい．
```
record: filename
  fout := FileStream forceNewFileNamed: filename.
  fout = nil
    ifTrue: [...]
  ...
```
recordメソッドに無駄なコードがある：例を以下に示す．書き込みオープンは，fout が nil かどうかに関わらず，実行するならば，条件検査の次のステップで実行すればよい．
```
record: filename
  fout = nil
    ifTrue: [fout := FileStream 書き込みオープン]
    ifFalse: [fout close.
            fout := FileStream 書き込みオープン]
```