next up previous
次へ: 実験結果 上へ: 評価実験 戻る: 合成する文節音声の発話内容


評価方法

合成音声の評価のために,音声研究に関わったことのない9名を対象に,自然 音声と合成音声をランダムにヘッドフォンから被験者に聴かせ,了解度試験, オピニオン評価,対比較実験の3つの実験を行う.

  1. 了解度試験

    音声の明瞭性を調べるために了解度試験を行う.了解度試験では,比較対象の 文節がどのように聞こえたかを仮名で書き取らせる.自分の知識を用いず,聞 こえたとおりに書き取るように指示する.

  2. オピニオン評価

    音声の自然性を調べるためにオピニオン評価を行う.オピニオン評価では,自 然に聞こえた度合を5段階(5が最も自然,1が最も不自然)で評価するように 指示する.

  3. 対比較実験

    作成した音声の評価のために対比較実験を行う.そして,対比較実験は同じ内 容の自然音声と合成音声の文節を続けて聞かせ,どちらの音声が自然に聞こえ たか判定する.

なお,了解度試験とオピニオン評価では,比較対象となる文節を文節発声され た自然音声の文の中に埋め込み,比較対象の文節のみを評価対象とする.了解 度試験とオピニオン評価で使用する文の例を下に示す.なおアンダーラインを 引いた文節が埋め込み箇所である.

(例) 全部員が 優勝を 目指して 練習に 励んでいる

対比較実験では文節を文に埋め込んで行うのではなく,文節の音声のみで行う.



平成17年5月30日