音節波形接続方式で作成された合成音声は,音声素片の接続部に違和感を生じ る.特に違和感を生じる部分は,母音や撥音,促音が連続する部分である.こ れらの音節は前後の音が連続的に変化する部分であり,音節境界がはっきりせ ず,切り分けるのは困難である.これは,母音や撥音,促音が連続する場合, 連続母音として扱うことにより,違和感を軽減できる[6].