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音声合成に使用する素片

音節波形接続型音声合成は,波形編集型の音声合成方式の1種で,音響的なパ ラメータを使用しないで,言語的なパラメータのみで音声合成を作成すること を特徴としている.具体的には,音節波形接続型音声合成では,表 1の条件の一致する音節素片を接続して,音声を合成する.


Table: 実験に用いた音節素片
中心の音節
直前の音素(前音素環境)
直後の音素(後音素環境)
文節中のモーラ位置
文節のモーラ数
文節のアクセント型

音節波形接続型音声合成の例として「むかって(mu/ka-q/te)」を音声合 成する場合を以下に示す.なお,「_ | 」は 音の強弱(アクセント)を表している.()内強調部は,実際に選択される部 分を示している.

むかって(mu/ka-q/te) _ |  ̄ ̄ ̄ ̄

=昔の(mu/ka/shi/no) _ |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

+使った(tsu/ka-q/ta) _ |  ̄ ̄ ̄ ̄

+歌って(u/ta-q/te) _ |  ̄ ̄ ̄ ̄



Jin'ichi Murakami 2008-08-23