next up previous
Next: オピニオン評価の実験結果 Up: 自動ラベルと手動ラベルの音節境界位置の平均の差 Previous: 音節境界位置の平均値と標準偏差

音節境界位置の分布図

自動ラベルと手動ラベルの音節開始時間の差の分布図を図1に示す.

Figure: 音節開始時間の差の分布図(自動ラベル-手動ラベル)

1から,全体的に,自動ラベルと手動ラベルの音節開始時間 は,早めにラベリングする傾向があることが分かる.また,音節開始時間 の差の頻度として,最大なものは,-0.05〜0.05の範囲であることが分かる.

1において,自動ラベルと手動ラベルで大きく異なったデー タを以下に示す.
「歩いていた」「ta」-199ms
「肝臓を」「o」117ms

自動ラベルと手動ラベルの音節終了時間の差の分布図を図2に 示す.

Figure: 音節終了時間の差の分布図(自動ラベル-手動ラベル)
\includegraphics[width=0.45\textwidth,keepaspectratio]{end_diff.eps}

2から,全体的に,自動ラベルと手動ラベルの音節終了時間 は,早めにラベリングする傾向があることが分かる.しかし,音節終了時間 の差の頻度として,最大なものは,-0.05〜0.05の範囲であることが分かる.

2において,自動ラベルと手動ラベルで大きく異なったデー タを以下に示す.
「結婚する」「ke-q」-201ms
「復興を」「ko-u」168ms

自動ラベルと手動ラベルの音節継続時間の差の分布図を図3 に示す.

Figure: 音節継続時間の差の分布図(自動ラベル-手動ラベル)
\includegraphics[width=0.45\textwidth,keepaspectratio]{duration_diff.eps}

3から,音節開始時間の差の頻度として,最大なものは,-0.05〜 0.05の範囲であることが分かる.

3において,自動ラベルと手動ラベルで大きく異なったデータ を以下に示す.
「結婚する」「ke-q」-191ms
「歩いていた」「ta」217ms



Jin'ichi Murakami 2008-08-23