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一般的なかな漢字変換

一般のかな漢字変換は、次の2つの処理に分割される[3]。

(A)
切り出し処理

入力されたひらがなベタ書き文に対し、 単語辞書を利用して単語候補を出力する。 ただし、かなに一致す る単語を単語辞書内において、すべて探索したとき、大量の単語候 補が出力される。このため文節数最小法や最長一致法などのヒュー リステックな方法を用いることにより、生成される単語候補の数を 減らしている[3]。

(B)
変換処理

複数の単語候補を組み合わせて、漢字かなまじり文を 出力する。この処理において、単語候補を選択するために、従来は 単語の接続ルールや係受け情報を用いていた。

図 1: 一般的なかな漢字変換
\begin{figure}\begin{center}
\begin{tabular}{c@{}c@{}c@{}c@{}c@{}}
\begin{tabula...
...\ 係受け情報 \end{tabular}&
\end{tabular}\end{center}\vspace{-5mm}
\end{figure}




平成15年9月30日