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音韻漢字変換

音韻情報から漢字かなまじり文を生成する音韻漢字変換には文節数 最小法を使用した。ただし変換精度を上げるため分割数を最小分割 数+1まで分割した[8]。そして、生成された漢字かなまじ り文に対して単語接続情報、頻度情報などの言語情報による選択は しなかった。したがって音韻情報から連想される、すべて漢字かな まじり文が出力される。ただし分割の違いから生成される、同じ表 記の重複する漢字かなまじり文は、1つにした。例えば ``大蔵省'' は固有名詞の ``大蔵省''と一般名詞の ``大蔵''と ``省''の2種 類が出力される。このように重複する漢字かなまじり文は ``大蔵 省''の1つと数えた。音韻漢字変換において使用した単語辞書は、 約16万語である。



Jin'ichi Murakami 平成13年10月5日