本研究では、 文節内文法のモデルとして全遷移型(ergodic)HMMを用いた。 これは、 ある状態から自己遷移を含む全ての状態へのパスを持つHMMである [11] 。
HMMが獲得したモデルの複雑さを表す指標としてエントロピーを用いる。 を状態において記号を出力する確率とすれば、 モデルのエントロピーは、次のようにして求められる [10] 。