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b)文型パターンにカバーされない入力文要素

 
既に述べたように,適合した文型パターンによって入力文のすべての要素が解釈される訳ではない.「文型再現率$R1$」と「文型一致率$R2$」の差から計算すると,平均して,単語レベルでは32%(=1−47.2%/69.8%),句レベルでは14%(=1−76.2/89.0),節レベルでは,19%(=1−63.1%/78.1%)の文要素が文型パターンでは解釈されない要素として残されることになる.



平成16年11月17日