おわりに

従来手法では,単一言語において人手により同義語$\cdot$類義語$\cdot$対義語を分類してきた.しかし,人手で辞書を作成するのは多大な時間とコストを必要とする.本研究では,2言語において変換テーブルを用いて分類の自動化,辞書作成を行った.実験結果から,自動で分類することができたことにより辞書作成の時間を短縮することができた.また,既存辞典[6][7]で出現しない同義語$\cdot$類義語$\cdot$対義語を抽出することができた.しかし,考察と今後の課題より,精度について改善点があると考える.