推定方法

作成した文章対の一方の文章を左側,もう一方を右側として,賛成を得やすい文章が左側の文章なら文章対の先頭に“L"を,賛成を得やすい文章が右側の文章なら文章対の先頭に“R"を付与したものを学習データとする.このような学習データである文章対を入力とし,“L",“R"を出力とする.入力が与えられるとそれに対する出力を推定できるように3種類の機械学習(ME,SVM,BERT)で学習する.

3.6節の文章対を学習データとした場合の例を以下に示す.例のように作成した文章対の"L"と"R"と文章対の左右を反転させたものも同時に学習データとして機械学習に入力する.

例のような学習データを機械学習で上述の文章対の場合に“L" or “R"となるように学習する.そして別の文章対を入力しその場合の“L" or “R"を推定する.左側の文章が賛成を得やすいと判断した場合は“L"を,右側の場合は“R"を出力する.