評価手順

評価手順を以下に示す.

手順1  作成した正解テーブル[*]の各列に注目する.
手順2  注目している列と出力デーブル[*]の各列のF1値を計算する.
手順3  手順2で計算した結果の中で最も高い数値をこの注目している列のF1値として扱う.
手順4  手順2と手順3のすべての正解の列に対して行い,各列のF値の平均を求め,これを出力テーブルの評価結果とする.

交通事故の実験データで1回クラスタリングの1番目の列(表[*])を利用して,提案手法を使って実験で生成されたテーブルを表[*]に示す.表[*]と表[*]を例として, F1の計算方法を以下で示す.

正解テーブル(表[*])の列1と出力テーブル(表[*])の列1,列2,列3,列4,列5,列6の6個のF1値を計算して,この中に数値が最も高い数値を正解テーブルの列1のf1値として扱います.同じ手順で正解テーブル(表[*])の列2と出力テーブル(表[*])の列1,列2,列3,列4,列5,列6を使って,正解テーブル(表[*])の列2のF1値を計算する.同じ手順で正解テーブルの全部の列のF1値を計算することができる.これらの値の平均値を正解テーブル(表3)のF1値として扱う.

1回目のクラスタリング結果の列のF1値を計算することができる.これらのF1値のなかに最も高い三つのF1値の平均値をこの実験データのF1値として扱う.すべでのデータのF1結果を表[*]に示す.

また,評価結果の差が有意かを調べるために,対応のある両側t検定を行った.有意水準は0.05とした.有意差検定の結果を表[*]に示す.


Table: 性能評価
\scalebox{1.0}{
\begin{tabular}{\vert c\vert c\vert c\vert c\vert c\vert} \hline...
....63&0.32 \\ \hline \hline
平均値&0.68&0.64&0.62&0.21 \\ \hline
\end{tabular}}



Table: 有意差検定の結果
\scalebox{1.0}{
\begin{tabular}{\vert c\vert c\vert c\vert c\vert c\vert} \hline...
...00 \\ \hline
UpperTail&&&&0.000 \\ \hline
赤野ら&&&& \\ \hline
\end{tabular}}