ネットワークを利用した単一文書の可視化

南ら[9]は,ネットワーク構築システムを利用して新聞記事や小説などの単一文書の可視化を行った. その結果,新聞記事においては,ネットワークを利用することが,記事の内容の把握に役立つことが分かった. また,小説では,登場人物や事柄などについてネットワークにノードとして出現している単語の出現段落の推定が可能になり, 実験で用いた全ての小説で,登場人物の特徴や2人の登場人物の関係性といった物語にとって有益な情報を獲得することができた.