実験結果

評価結果を表5.11に示す. 表において手法1は4.3章における実験結果を示す. 手法2は5.3章における実験結果を示す
Table 5.11: 誤り率
  手法1(値) 手法2(順位) 従来手法
変換テーブルの数 701,828 1,101,173 3,698,524
誤り率 3% 25% 28%

5.11より閾値を類似度の順位とする手法は従来手法と比べて誤り率が28%から25%へ向上している. 一方で,閾値を類似度の値とする手法と比べると誤り率が高い. よって精度向上を目的とする場合,閾値は値に設定したほうが良い. しかし,この手法の利点として,変換テーブルの数の調整が比較的容易であることが考えられる.