評価方法

生成された表の精度を以下の手順で評価する.列の$F値$の計算例を図4.2に示す.
  1. あらかじめ作成した正解の表の各列に注目する.
  2. 注目している列に含まれるデータを最も多く含む実験の表の列を抽出する.
  3. 4.1,式4.2,式4.3から適合率,再現率,$F$値を求める.
  4. 2,3 をすべての正解の列に対して行い,各列の$F$値の平均を求め,これを実験の表の評価結果とする.


\begin{displaymath}
\scalebox{1}{$\displaystyle
適合率 = \frac{正解の表の列と...
...列に共通して含まれる文の数}{実験の表の列に含まれる文の数}
$}
\end{displaymath} (4.1)


\begin{displaymath}
\scalebox{1}{$\displaystyle
再現率 = \frac{正解の表の列と...
...列に共通して含まれる文の数}{正解の表の列に含まれる文の数}
$}
\end{displaymath} (4.2)


\begin{displaymath}
\scalebox{1}{$\displaystyle
F値 = \frac{2×適合率×再現率}{適合率+再現率}
$}
\end{displaymath} (4.3)

図: 列の$F値$の計算例
\includegraphics[clip,width=13cm]{.././EPS/evaluation_example.eps}