Next: 実験方法
Up: 使い分けの実験と考察
Previous: 使い分けの実験と考察
目次
実験データ
本研究では,使い方の分かる類語例解辞典[5]および「擬音語・擬態語」使い分け帳[6]から人手で選んだ類義語を利用する.表4.1に実験を行った類義語の組を示す.1991年〜1995年,2011年〜2015年の毎日新聞から類義語の組のいずれかの語を含む文を獲得した.データ数は類義語の組内で同数にした実験と,類義語の出現率に合わせたたデータ数で実験を行った.表4.2に類義語の出現率に合わせた実験のデータ数を,表4.3に類義語の組においてデータ数を同数にした実験のデータ数を示す.データ数は1語につき100文以上で実験を行うことを条件とした.
表 4.1:
実験を行った類義語の組
1 |
「おかげ」「せい」「ため」 |
2 |
「場合」「時」「際」 |
3 |
「言う」「話す」 |
4 |
「発展」「発達」「進展」「進歩」 |
5 |
「作成」「作製」「制作」「製作」「製造」 |
6 |
「予想」「予測」 |
7 |
「おおよそ」「おおむね」 |
8 |
「がっかり」「がっくり」 |
9 |
「うろうろ」「ぶらぶら」 |
10 |
「はっきり」「きっぱり」 |
11 |
「うっすら」「ぼんやり」 |
表 4.2:
類義語の出現率に合わせたた実験のデータ数
|
表 4.3:
類義語の組において同数にした実験のデータ数
|
root
2018-02-28