表5.16より,「手法5:クロスバリデーションによる手法選択」と「手法1:SemEval2の学習データのみを利用する手法」または「手法3:言い換えによって増えた学習データのみを利用する手法」または「手法4:SemEval2の学習データの最頻出語義を常に出力する手法」では,有意水準0.05 の符号検定(片側検定と両側検定の両方)で有意差があった.また,「手法1:SemEval2の学習データのみを利用する手法」と「手法2:SemEval2の学習データ+言い換えによって増えた学習データを利用する手法」,または「手法2:SemEval2の学習データ+言い換えによって増えた学習データを利用する手法」と「手法5:クロスバリデーションによる手法選択」では,有意水準0.05 の符号検定(片側検定)で有意差がなかった.しかし,「手法2:SemEval2の学習データ+言い換えによって増えた学習データを利用する手法」と「手法5:クロスバリデーションによる手法選択」では,有意水準0.05 の符号検定(両側検定)では,有意差があった.他の組み合わせは,有意水準0.05 の符号検定(片側検定)で有意差があった.