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目次
藤田ら[6]は,訓練データの自動拡張による多義性解消の精度向上方法について述べた.評価対象として,SemEval-2010 日本語語義曖昧性解消タスクを利用した.辞書の例文,配布データ以外のセンスバンク,ラベルなしコーパスなど,さまざまなコーパスを利用して,訓練データの自動拡張を試みた.実験の結果,異なる品詞体系,異なる辞書(語義)に基づいて構築されたセンスバンクであっても,自動的に学習データに追加することができることがわかった.また,精度向上に有効であることがわかった.
Yuma Toda
2018-02-27