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目次
文章作成支援の評価実験では以下の算出式を用いてF値を求める.
本研究において,適合率はシステムにより空欄になったものの中に,正解がいくつあるかの割合を表したものである.再現率はWikipedia内に正解の記載がなかったもののうち,正しく空欄を抽出できた割合である.F値は適合率と再現率の調和平均である.式5.2,5.3において「空欄のもの」というのは重要情報の抽出実験で作成した表において空欄の部分のことである.また「Wikipedia内に正解がないもの」というのは,Wikipedia内にもともとその項目に関する事柄の記載がなされていないもののことである.F値が大きいほど,Wikipediaでの記載の欠如をシステムがより正しく抽出できたことを意味する.
OkadaTakuma
2015-03-10