-
- 手順1:
- コーパスを分割する.
コーパスを8分割し,そのうち1つをテストデータ,
他を学習データとする.
- 手順2:
- 存在物と記事内の場所をそれぞれペアにする.
記事の例を図5.2に示す.下線
は存在物を,下線
は場所を示す.
例の場合,存在物と場所のペアは,
,
,
および,
の3ペアとなる.
図:
記事の例
![\begin{figure}\begin{center}
\begin{tabular}{l} \hline
\underline{尼崎}$_{L1}$に...
...ne{大阪駅}$_{L3}$をウロウロと。\\
\hline
\end{tabular}
\end{center}\end{figure}](img50.png) |
- 手順3:
- 4.1.2節で述べた素性を作成する.
- 手順4:
- 学習データをSVMで学習する.
- 手順5:
- テストデータをSVMに通し,存在物と場所の各ペアが対応しているか判定する.
- 手順6:
で評価する場合は存在物がドクターイエローかつ
,SVMのスコアが正値かつ最大値のペアの場所を検出する.
で評価する場合は存在物がドクターイエローかつSVMのスコアが正値のペアの場所を検出する.
図5.1の例の
におけるSVMのスコアは,
,
,
であった.
の場合は
を検出する.
の場合は
,および,
を検出する.