「も」には, 前出の体言に対比的に用いる体言を示すもの, 強調を示すもの, 文中の他の語の存在に呼応して用いるものなど, 様々の用法がある. 既存の日本語文を学習データに用いた教師あり機械学習で 「も」の使い分けの問題を扱ってこの問題を分析することにより, これらの「も」に関わる様々な用法に関わる知見を 取得することを目指す.