まず, 機械が学習データの内容を学習する. 図3.1の 例文「図書館に行きました. また, 体育館にも行きました. 」 からは
次に推定を行いたい箇所を含む文を, 推定箇所を元が何かわからないようにして入力する. 図3.1では 「また, おばあさんX同じものを買います」のXの部分を 推定したいとする.
学習結果から入力のXの部分に元々入っていたのは 「に」と「にも」のどちらであるかの推定を行う. 図3.1では 学習結果で, 「また」を使うと「にも」になりやすいこと, 前方の動詞と同じ動詞だと「にも」になりやすいことなどを 学習していることにより, Xの部分は「にも」であるという推定を行う.