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目次
近年,インターネット上で様々な電子テキストが増加している.
これらの電子テキストから有益な情報を取り出すことが望まれている.
そこで大竹ら[2]は,電子テキストから特定のキーワードに基づく関係情報(ネットワーク)を抽出する方法を提案し,「地震」というキーワードに基づいて社会構造モデルの抽出を行った.
しかし大竹らの構築方法では,キーワードをオリンピックとした場合を例とすると「オリンピック→メートル→津波」のような関連のない事物のノードを含むネットワークへ発展していく問題がある.
本研究では,関連のない事物のノードを無関連ノードと呼ぶ.
そこで本研究では,ノード選択方法の変更により,無関連ノードが削除ができるかを調査した.
実際に「オリンピック」「オウム」「ギリシャショック」「地震」に関するネットワークを構築した.
結果として,無関連ノードの削除を確認できた.
本論文の構成は以下の通りである.
第2章では,本研究の関連研究を述べ,
第3章では,提案手法のベースとなる大竹らの電子テキストから特定のキーワードに基づく関係情報を抽出する方法について説明し,
第4章では,提案手法の説明を行う.
第5章では,先行手法と提案手法によるネットワークの構築とその比較を行い,
第6章では,結果の考察を行う.
第7章では,今後の課題の説明を行う.
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平成26年3月29日