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先行手法の問題点の確認

本節では事前実験として,先行手法においてどのような箇所で無関連ノードへの発展が起こるかを調べる.

本実験では,キーワードは「オウム」と「オリンピック」とした. 実験データには「オウム」の場合,毎日新聞2011年の1年分の記事96,630記事を用い, 「オリンピック」の場合,毎日新聞2012年の1年分の記事110,639記事を用いる. 出現した無関連ノードを表5.1, 表5.2に示し,構築したネットワークを図5.1,図5.2に示す.




表: 「オウム」のネットワークで出現した無関連ノード
安打,右左,メートル,男子
表: 「オリンピック」のネットワークで出現した無関連ノード
津波,事故,高校,衆院,首相,民主党

図: 基本手法で構築した「オウム」のネットワーク
\fbox{
\includegraphics[height=70mm,width=135mm]{soturon_old_rei1.eps}
}

図: 基本手法で構築した「オリンピック」のネットワーク
\fbox{
\includegraphics[height=70mm,width=135mm]{soturon_old_rei2.eps}
}

「オウム」に関するネットワークにおいて「メートル」「右左」「安打」などの関連しない単語が得られた. 「オリンピック」では,「津波」「事故」「維新」などの関連のない単語が得られた.



root 平成26年3月29日