[ |
|][6]より引用 名詞述語文の主語と述語の関係は,帰属関係,対象と属性の関係,内包と外 延の関係などの一般的な意味論的関係に即して解釈されるが,そのような関係 が認められない場合には,両者の関係は様々な語用論的原則に従って解釈され る.そのような事例の代表的なものは,ウナギ文という名称でよく知られてい る.どのような文をウナギ文と認定するかは難しい問題であるが,主語と述語 の関係を一般的な意味論的関係に即して類型化することができない名詞述語文 の事例としては,次のような文を挙げることができる.例13では「ロスタイム」 は「時計」の進み具合を表している. |