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目次
包含関係にある複数のパターンを1つのパターンに統合する.
型名の一致しているパターン同士が包含関係にあった場合,包含関係を考慮した上でパターンの統合を行う.
統合する際,「;」区切りで統合前のパターンのID番号を追記する.
本研究ではパターンの統合の処理を人手で行った.
[ |
|]パターンを統合した例
統合前:
/ 1は/ 2 / id:a000024 範疇叙述型
/ 1は/ 2 /
id:a000025 範疇叙述型
/ 1は/ 2 /
id:a000029 範疇叙述型
統合後:
/ 1は/ 2 / 3 [ ] id:a000024;id:a000025;id:a000029 範疇叙述型
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例は,制約条件および3つ組情報を省略している.
統合前の3つのパターンは,パターン末尾に「
」の有無だけの違いのため包含関係にある.
統合後は「
」を任意化を行う.任意化は「[ ]」で関数などを囲むことでできる.
また,ID番号を3つ表記している.
統合後,変数の前にある任意の文節と適合する記号「/」を,
副詞・形容詞の文節に適合するよう記号「/」に変更する.
その際,パターンが原文と適合しないように変更をしてはならない.
また,末尾の判定詞「
」もしくは過去「
」の任意化を行う.
[ |
|]変更例
変更前:
/ 1は/ 2 / 3 [ ] id:a000024;id:a000025;id:a000029 範疇叙述型
変更後:
/ 1は/ 2 / 3 [ ] id:a000024;id:a000025;id:a000029 範疇叙述型
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平成25年6月20日