用言パターン[1]を用いると,1つの文から場所と存在物を解析できる.しかし,ブログでは2文に分けて,場所と存在物を述べることがあるという問題がある.2文の内,1文目で解析できる情報と2文目で解析できる情報を単にまとめてしまっては,誤りを含むからである.
そこで,本研究では,各および動詞の情報を持つパターンを対で用いて,場所と存在物の解析を行う手法を提案する.
第2章では,場所と存在物の解析方法について述べる.
第3章では,パターン辞書の構築について述べる.
第4章では,パターン照合について述べる.
第5章では,システムの実装について述べる.
第6章では,ブログ文から得たテスト文を用いて,実験を行い,比較手法と比較する.
第7章では,考察を行う.
第8章では,まとめを行う.