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実験方法

比較のため,次の3つの手法について実験を行う.
手法1:
パターン辞書におけるパターン対が同時に2文対に適合する際に場所と存在物のペアを抽出
手法2:
パターン対を分解し,FP とSP の全ての組み合わせで再構成したパターン辞書を用いて,場所と存在物のペアを抽出
手法3:
パターン辞書を用いずに,3.1.1節の手順2で用いた場所と存在物の判定条件で,場所と存在物のペアを抽出

手法1,手法2では図4.1の手順により,patlapを用いて,パターン辞書とテスト文の照合を行う.手法1では,patlapの照合結果から,パターン対のFPが文対の1文目と,SPが2文目と同時に適合していた場合,場所と存在物の組を抽出する.手法2では,それぞれ場所と存在物を抽出するFPとSPが,手法1と同様に文対と適合した場合,場所と存在物の組を抽出する.

各手法の出力は場所と存在物のペアであり,同様に場所と存在物の得られない場合の出力は$\phi $ペアである.


平成25年3月21日