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手順7から手順9:2文からの場所と存在物の組の抽出

手順7から手順9は,第4章のパターン照合,および,場所と存在物の組の抽出と同一である.patlapを用いて,形式変換したパターン辞書を読み込み,形態素解析を行った入力文との照合結果を得る.その後,照合結果から2文からの場所と存在物の組を抽出する. 図4.4をパターン辞書として用い,入力を次に示す図5.2を形態素解析して得た図5.3とした際のpatlapの出力を,図5.4に示す.図5.4を解析すると,入力文のIDとその文に対する出力から,2文が図4.4の(1)のパターン対に適合していると判るため,場所と存在物の組(フク丼,門司)を抽出する.
図: 入力文の例
\begin{figure}\begin{center}
\begin{tabular}{l} \hline
000001~~~~週末に門司までギ..
...002~~~~フク丼を食べてきました。 \\ \hline
\end{tabular}
\end{center}\end{figure}
図: SPMの出力の例
\begin{figure}\begin{center}
\begin{tabular}{l} \hline
INPUT=000001=0xfffff=0x7f...
...+。(0110) \\
9. /nil \\
===== \\ \hline
\end{tabular}
\end{center}\end{figure}
図: 出力の例
\begin{figure}\begin{center}
\begin{tabular}{l} \hline
INPUT=000001 \\
週末に門...
..., ''2'', ''1'', nil, nil, nil$]$\\ \hline
\end{tabular}
\end{center}\end{figure}


平成25年3月21日