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パターン対による情報抽出

パターン対は1文目と照合するパターン(FP)と2文目と照合するパターン(SP)で構成する.入力を連続する単文とし,同時に,FPが入力文の1文目と,SPが入力文の2文目と適合した場合に,場所と存在物の組を抽出する.

2.2節の,2文に分けて情報を述べた例からは,図4.2に示すパターン対を用いることで場所と存在物の組を抽出できる.「/」は任意の文字列と,「'動詞'」は動詞の原形,および,活用形と,変数「[$MDLC2$]」は任意のモダリティ表現とそれぞれ適合する.

図: 用言パターン対の例
\begin{figure}\begin{center}
\begin{tabular}{l} \hline
(FP) 用言パターン:$N1$へ...
... 意味属性制約:[$N1$(具体物)] \\ \hline
\end{tabular}
\end{center}\end{figure}


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平成25年3月21日