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小説を用いた段落の順序推定

11章から構成される小説を用いたことにより, 学習データの不足から正解率が0.5を下回るという問題が生じた. 問題解決のため, 複数の作品を用いることにより 学習データの不足を補うことができると思われる.

また,本実験では新聞記事を用いた場合の特徴を用いたことにより, 提案手法の正解率が低い結果となった. 新聞とは異なり,小説は章ごとに流れがあるため 前章の情報も特徴として用いることで, 章内の段落の順序を推定できると思われる. そこで,人間が順序推定を行い,順序推定に有用となる特徴を 検討することを今後の課題として挙げる.



平成27年3月4日