連接する2段落は内容が似通うことから, 推定する2段落以前の段落に出現する名詞と 推定する各段落に出現する名詞の共起数をそれぞれ求め, 単語の共起数がより大きい方の段落を先とする手法である.
図6.1のように, 推定する2段落A,Bと推定段落以前の段落Pにおいて, PA間とPB間の名詞の共起数X,Yをそれぞれ求める. Xが3,Yが2となる場合, 段落PA間の内容が似通っていると判断し, 段落Aが先とする.