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目次
近年,体験型観光の関心が高まっていることに注目し,鳥取県の農業に関連した観光開発の発想支援のニーズがあると考えた.
そこで本研究では,フルーツ狩りに着目して,その前後に観光イベントや娯楽を充実させることで,より満足度の高い観光になるのではないかと予想した.
「ブルーベリー狩り」をテーマと想定して,そのテーマに関連する体験的な行動を,観光事例から分析する「行動推移分析支援システム」を開発した.
関連行動を,適合率0.47,再現率0.69,F値0.56という性能で抽出ができた.
この結果は,関連行動抽出を行わない場合と比較して,不必要な文が除去されており,分析する際の手間を軽減できた.
また,クラスタリング手法及びキーワード抽出を用いて類似行動を分類した.
この結果,分類結果から分析が行えるようになり,分析する際の手間を軽減できた.
今後は,関連行動の抽出精度を向上させるとともに,他のテーマでも実験を試み,
どのような分析結果が得られるのかを調査していきたい.
平成24年3月13日