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構造

行動推移分析支援システムは,体験表現辞書,ブログ収集部,関連行動抽出部,および,クラスタリング部で構成する. 図2.1にシステムの構成を示す.

体験表現辞書は,体験表現の集合である. ブログ収集部は,旅行カテゴリに属するブログ記事から,入力されたテーマに関する記事を収集する. 関連行動抽出部は,体験表現辞書を該当テーマのブログ記事に照合し,適合文(これは「体験表現文」である)および前後一文を「関連行動」とみなして抽出する. 「関連行動」は,本文中でテーマの記述された文との位置関係により,前か後かに分類する. 次に,関連行動を文ベクトル化によりクラスタリングを行なう. 最後に,KeyGraph[8]を用いて関連行動のキーワードを抽出する.

この支援を受けて,分析者は旅行者の行動を分析する.

図: 行動推移分析支援システムの構成
\includegraphics[width=8cm]{sistem2.eps}



平成24年3月13日