図の場合を例にあげる. 文A,B,Cで構成される段落が与えられた場合,段落内の全ての文での組み合わせを考慮し,文の2文1組を考える. この場合考えられる組は,文Aと文B,文Aと文C,文Bと文Cの3通りである. それぞれの組において,元の記事での順序を(この場合,文A 文Bの順,文A 文Cの順,文B 文Cの順)を正例, その逆の順序を(この場合,文B 文Aの順,文C 文Aの順,文C 文Bの順)を負例として学習データを作成する. 使用できる情報は,順序推定を行う2文から得られる情報とそれ以前の文に出現した情報である.