提案手法は,誤りを正しく検出できた数ではベースラインに劣っているが,適合率で上回ってい るため,ベースラインよりも効果的な利用方法が考えられる.例えば,文書B(ここでは ブログ) での頻度が高い,誤りの可能性が高い表現から修正候補として提示し,文書Bで の頻度0のまですべて表示するとすれば,誤りを正しく検出できた数はベースラインと一致し,かつ,誤り の可能性が高い表現から修正することができる.