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情緒属性付きパターン辞書

本辞書は,日本語語彙大系の結合価パターンに,情緒属性として,「情緒主」,「情緒対象」,「情緒原因」,「情緒名」,および,「判断条件」を付与して構築されている.入力文と結合価パターンが適合することで,入力文の用言の語義が解析できるのだが,そこに情緒属性を付与することで,さらに入力文の表す状況において情緒生起原因が含まれているかどうかも解析できるようになる.なお,入力文の表す言語規範の意味以上に意味を求める処理を意味理解という.情緒属性付き結合価パターン辞書のレコードの1つを図2.2に示す.
図: 用言「食べる」のレコード
\begin{figure}\begin{center}
\begin{tabular}{l} \hline
◆日本語パターン:$N1$が$...
...象:$N2$\ ◆情緒名:《好ましい》\\ \hline
\end{tabular}
\end{center}\end{figure}



Subsections

平成26年3月7日